2018年03月08日

闘争術よりも逃走術を身につけよう!護身術の空想よりも逃げることの現実味

わたしは子供の頃から合気道を習っていました。
まぁ物騒な世の中に1人でも生きていけるようにと、両親のすすめで護身術として習っていました。合気道では、入り身という足さばきで、相手の背後に回り込む技があって、これが全ての関節技へ移行する重要なステップなんですね。

この入り身という動作が出来るようになれば、相手の攻撃も透かせるし、入り身投げやコテ返しなどの投げ技と抑え技で暴漢を取り押さえることもできる。また、合気道の師範からは「自分の身を護るのに合気道の技ほど優れたものはない」とまで教わっていたので、わたし自身も自分の護身術にたいそうな自信を持っていました。

でも、大阪の西成区という、ちょっと治安の悪い場所に住んでいたころ、ちょっと身なりの怖いオジサンに絡まれ、殴る蹴るの暴行を受けたことがあるんです。この時、私はとっさの反射神経で、合気道の技を使って身を護ろうとしたんですが、実際のところ暴漢などの動きって予測不可能なんですよね。合気道の稽古の時に習ったような動きなんて、よほどのおせっかいでない限りはしてくれません。

拳がいろんなところから飛んできますし、物だって投げつけてくる。そもそも、コテ返しで取り押さえようと思っても、手首なんて掴ませてくれるわきゃありません。つまり、護身術って訓練を受けていたとしても、よっぽど上手くやらないと実践では通用しないんですよね。そんな経験からわかったのは、本当に身を守りたいなら、闘争で相手とぶつかるのではなく、逃走で相手から離れることのほうがよっぽど安全だということ。

相手と戦うのは色んな戦術、戦略が必要になるでしょうけど、逃げるための戦術や戦略のほうがよほど役に立つと思うんですよね。というわけで、護身術を習うなら、逃走の術を習ったほうが良い。そのための道場ってないのかなぁ~なんて最近は思ってます。

ちょっとまとまりのない文章になっちゃいましたけど、初心者なのでまぁ大目に見てやってくださいませ。



Posted by みさっち at 17:05│Comments(0)
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